学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ

2019年5月20日(月)

【Vol.115 取材記事・コラム版】

月曜日7時・木曜日0時の週2回配信


★最新刊『ドラゴン桜2』5巻、発売中!

https://www.amazon.co.jp/dp/4065151899


★1~4巻はこちら

http://qq3q.biz/Oxz9


★VTuber桜木のYouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UC3mm_8VUTwXyHXFkGV_GbYA/featured



こんにちは!担当編集まほぴです。

今週も #ドラゴン桜メルマガ をお楽しみください!



◇目次◇

1.

英語は丸暗記じゃない!

スタディサプリ英語講師・関正夫先生インタビュー

2.

はみ出し者の18歳 

サーカス・プロデューサー

田中未知子さん


3.

アウトプットが人生を変える!

スキマ時間でできるSNS発信術

第20回「SNSを辞めよう」


4.

角田陽一郎の最速で身につく勉強法

「戦争の日本史」

なぜ日本は戦争へ進んだのか?を考える


5.

目指せ年間100冊!

最強の読書法『ペア読書』

第12回「ペア学習とペアプログラミング」


6.

徹夜しないで人の2倍仕事をする技術

三田紀房流マンガ論


━━━━━━━━━━━━━━━━

1.【連載】

英語は丸暗記じゃない!

スタディサプリ英語講師・関正夫先生インタビュー

━━━━━━━━━━━━━━━━

桜木建二が教える 大人にも子供にも役立つ

2020年教育改革・キソ学力のひみつ


桜木建二がインタビュアーとなって

さまざまな分野の「学びのプロ」に話を聞く本連載。

5月はスタディサプリの人気講師、関先生のインタビューです!



■英語力アップには国語力が必要!

 早いうちから英単語を丸覚えしても、英語の力にはあまり結びつかないと関正生先生は説く。

 英語はまずもって単語、熟語、文法などの知識を蓄えなければ始まらないような気もするのだが、そこはどう考えればいいのか。


 「たとえばちょっと難しめですが、 arbitrary という単語があります。日本語訳は『恣意的な』とされます。

 まじめな子はこの単語を一生懸命に暗記して、意味を問うとちゃんと答えられる。でも続けて『恣意的ってどういうこと?』とたずねると、『わかりません』と言う。

 日本語として意味がとれていないわけです。それでも疑問を持たず、丸暗記したからOKと思ってしまうわけです。驚くかもしれませんが、こういう子は現実に一定数いるんです。

 

 この状態では、単純な単語テストではマルがもらえますが、長文のなかで出てきても意味がとれないでしょうし、 arbitrary を含む文を訳す問題が出てもうまく解答できませんよね。

 使える知識にするには、 arbitrary = 恣意的なというだけでは足りず、恣意的という言葉の語感をとらえて『気ままな』『気まぐれな』『自分勝手な』などと言い換えられなければいけません。

 外国語学習は母国語がベースです。英語の学力アップには国語力が必要というのは、そういう意味です。

 受験英語の長文問題で安定して点がとれない子は、かなりの割合でいます。その人たちは、英語を丸暗記の教科だと思って勉強してきたパターンが多い。

 英文を見たら日本語訳をピタッと貼り付ける発想しかないので、応用力を働かせることができず、丸覚えしていない英文にはからきし歯が立たなくなるのです」



■丸暗記英語は思考力育成の妨げとなる


 ということは、だ。英語を伸ばすにはまず国語をやれということ?

 「いえ、ここでいう国語力とは、それほど高尚なものを求めているわけではありません。年齢相応に生きていける常識的な力があればよく、国語の成績が抜群じゃないと英語はできないという話でもないんですよ。

 むしろ早急に正すべきは、「丸暗記」という勉強方法です。丸暗記英語にどっぷりつかってしまうと、英語の成績が頭打ちになるだけじゃなく、子どもの思考力が育つのも邪魔してしまう。また、教養としての英語も身につきません。

 “Oh,my God."というフレーズがありますね。早期英語教育の場でこれを丸暗記させて、幼い子がパッと言えると、すごいね!と、親としては喜ぶかもしれませんが、このフレーズ、海外では教養ある人はあまり使いません。

 “God”という単語を軽々しく口にするのは、よいこととされないからです。

 丸暗記英語に慣れ切ってしまうと、実際に使われている英語はどんなものだろうと探る観察力も養えず、修正力が働かない。英語を身につけるという目的には近づけないのです」


***

関正生 1975年7月3日、東京都生まれ。スタディサプリ・英語講師。埼玉県立浦和高校、慶應義塾大学文学部(英米文学)を経て、塾講師に。TOEICⓇL&Rテスト990点満点取得。英語参考書や語学書の執筆も手がけ、著書は、『子どもの英語力は家で伸ばす』(かんき出版)など70冊以上にのぼる。モットーは「英語に丸暗記はいらない」。

☆この連載はLINE NEWS「朝日こども新聞」(月、水、金 8:30配信)でも配信されています。LINEアプリ(news.line.me/about)をインストールして「朝日こども新聞」を検索! 

https://www.asagaku.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━

2.【連載】

はみ出し者の18歳 

サーカス・プロデューサー

田中未知子さん

━━━━━━━━━━━━━━━━


ルールに従うだけの生き方をやめ、

広い世界に飛び出して成功した「はみ出し者」たち。

彼ら・彼女らにも、18歳という時代があった。


もがきながらも自分の足で歩く、「はみ出し者」の青春時代に迫る本連載。

今回は、日本でただ1人「サーカス・プロデューサー」の肩書きを持つ、田中未知子さんが登場する。

サーカスに出会い、それまでの価値観がガラガラと崩れ落ちたという、田中さんの熱いメッセージを聞こう。


■2話/運命の国・フランスとの出会いは「最悪」だった。


希望していた北海道大学に入ったのはいいけど、やりたいことはなかなか見つかりませんでした。でも運命って不思議で、次につながる道は意外なところに準備されていました。

大学では、英語に加えてもう1つ外国語を専攻しなくてはいけません。迷っているときに、兄が「君は舌ったらずだから、巻き舌が必要なスペイン語もドイツ語もできないよ。フランス語なら、喉を鳴らせばできる」と言うので、そうかと思って選びました。そうしてフランス語を学ぶうちに、「小さい頃、フランスの画集が好きでいつも眺めていたな」と思い出したんです。


フランスの美術史を勉強したい。途中でそう思い始めたのですが、北海道大学にはフランス専門の先生も、美術史の先生もいません。そこで大学では西洋史を学び、そのあとで1年、フランスに留学して美術史を学ぶことになりました。本当、私って遠回りが多い(笑)。留学も、奨学金を取るのに1回落ちてしまい、時間がかかってのスタートでした。