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学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ

2018年8月6日(月)

【Vol.033 取材記事・コラム版】

 

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それでは、「学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ」

今週もどうぞお楽しみください。

 

 

◇目次◇

 

1.今週の一言

 

2.【連載】NEW!

トッププロの学び方

将棋棋士・渡辺明さんインタビュー

 

3.【連載】

「はみ出し者の18歳」Vol.4

予防医学研究者・石川善樹

 

4.【連載】

角田陽一郎の

最速で身につく勉強法

 

5.【連載】

現役東大生塾長・綱島将人の

大学受験は戦略が全て!

 

6.【時事ネタ】

三田紀房はこう読む!

ニュースピックアップ

 

7.【Q&A】

メルマガ読者の質問に答えます!

三田紀房Q&Aコーナー

 

8.【あとがき】

 

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1.今週の一言

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創造とは「組み合わせ」だ!!

(三田紀房『個性を捨てろ! 型にはまれ!』より)

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 創造力や発想力という言葉に、あなたはどんなイメージを思い浮かべるだろう。

 もしかすると、「自分にはアイデアを出す才能がない」とあきらめている人もいるかもしれない。だとすれば、それは大きな間違いだ。

 漫画家という仕事柄、僕は毎日のように創造力や発想力が求められている。

 主人公たちが発する斬新なメッセージ、読者の予想を裏切るようなストーリー展開、登場人物の意外なキャラクター設定などなど。

 こうしたアイデアが枯渇した時点で、その漫画は寿命を迎えてしまう。それどころか、僕自身が失業してしまう可能性だってある。

 しかし、正直なところ僕に「アイデアが出なくなったらどうしよう?」なんて気持ちは、まるっきりない。

 アイデアにせよ企画にせよ、天才の領域にあるものではないからだ。

 アイデアなんてものは、才能の有無に関係なく、いくらでもつくりだすことができる。

 なぜならアイデアの生産には『型』がある。それが僕の持論だ。

 

 この点について、ゆっくりと説明しよう。

 まず、どんな斬新なアイデアでも、ゼロから生み出されるものなどない。

 エジソンの電球からiPhoneまで、あらゆる発明は元となるなにかがあり、そこにプラスαのなにかが加わった結果生まれたものだ。

 つまり、アイデアとは「組み合わせ」なのである。そして、それが意外な組み合わせであればあるほど、アイデアの斬新さは高まることになる。

 たとえば、僕の『ドラゴン桜』にしてもそうだ。

 ちょっと考えてもらえばわかるだろうけど、この漫画の「破天荒な教師がダメ高校生を鍛え上げ、夢の実現に導いていく」というストーリーそのものは、スポ根漫画ではさほど珍しいものではない。実際、僕自身も『クロカン』(日本文芸社)という高校野球漫画で監督を主人公にしてまったく同じ作品を描いたことがある。

 しかし、そこに「東大」という意外な要素を組み合わせた結果、『ドラゴン桜』は新しいタイプの漫画として受け入れられた。

 これは天才的にひらめいたアイデアというよりも、ジグソーパズルにも似た組み合わせの作業だ。

 おかげで、僕は自分を天才だと勘違いすることもないし、だからといってアイデアの枯渇を心配することもしないで済んでいる。

 より多くの素材を探し、組み合わせのバリエーションを変えていけば、アイデアなんて無尽蔵に出てくるはずなのだ。

 だから、企画力や創造力に自信がないという人は、この「アイデア=A+B」の公式を頭に入れておこう。

 

 新しい企画について考えるとき、ただぼんやりと「面白いアイデアが浮かばないかな」と物思いにふけるのでは、なにも生まれない。

 アイデアとは天から降ってくるものではないのだ。

 あくまでも「組み合わせ」を意識しながら考えるようにしよう。

 そして、組み合わせに使う材料は、既存の素材で結構。

 もっと言えば、パクリでも大丈夫だ。

 パクリとは盗作とは違う。ただ描き写すだけの盗作に対して、僕の言うパクリとは、「抽出して、解体し、再構築する」作業だ。

 アイデアの価値は「組み合わせ=再構築」にあるのだから、組み合わせる要素が使い古しのものだろうとパクリだろうと、まるで関係ないのである。

 

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2.【連載】NEW!

トッププロの学び方

将棋棋士・渡辺明さんインタビュー

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将棋界初となる「永世七冠」を獲得した、羽生善治竜王の国民栄誉賞受賞。

そして史上最年少プロとして、快進撃を続ける藤井聡太七段。

将棋界は今や大きな注目を集める存在だ。棋士を主人公とした漫画作品も急増中である。

 

今回から登場する渡辺明棋王は、現代を代表する棋士として知られている。

2000年、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治に次いで、史上四人目の中学生棋士となると、弱冠20歳にして棋界最高タイトルである竜王位を初戴冠。2008年には初代永世竜王位の称号を獲得した。これまでのタイトル獲得数は20期を数え、現在も棋王のタイトルを保持。2017年の獲得賞金・対局料ランキングは7534万円で1位に返り咲くなど、まさに超一流の棋士である。

 

天才集団であるプロ棋士の中で最前線を走り続けているトッププロの思考とはいかなるものなのか。

 

三田漫画の大ファンでもあるという渡辺明の「学び」の変遷から探っていこう。

 

ライター・いしかわごう

 

 

 

 

<1>将棋との出会い

 

 将棋を始めたのは、小学生に入る前のことだ。アマチュアで高段者だった父親に習い、そこから将棋との歩みが始まった。

 

「最初は習い事の一つという感じでしたね。父親が将棋に詳しかったことは環境として大きかったですし、子供同士で戦える場所にもよく連れて行ってもらいました。そういうところに行って勝つと楽しいし、勝つと褒められる。勝てたから将棋が続いたのだと思います。

 

 自分の場合は、5歳か6歳で将棋を始めて、たまたま将棋が向いていた。将棋のプロになる子は、だいたいお父さんがやっていたからとか、友達とやってみて、などですね。何が向いているかはわからないですし、才能に巡り会えないケースも多いですから。巡り会えるかどうかは大きいかな。

 

 それは環境もそうですし、運が良かったとしか言いようがないです。もちろん、才能もあります。将棋は、3歳ぐらいから指せると言われているんですけど、実際に指し始めるのは4歳か5歳ぐらい。じゃあ、そこで始めたらみんながみんな藤井聡太七段になれるのか・・・・それは難しいと思うんですよ。だから、才能は必要になってくると思います。

 

 目標が見つけられない人は・・・・どうすればいいんですかね(笑)。自分も子供がいるのでわかりますが、男の子なら野球、サッカー、水泳、体操とか。定番をやらせてみましたけど、それ以外のものが向いているかもしれない。かといって、全部を習えるわけじゃない。

 

子供はいま中2なんですよ。まわりが受験勉強をしているから、塾には行っている。今はやりたいことはないみたいです。将来は何になるのかな。やりたいことを探すといっても、そんな簡単に見つかるものではないですからね。

 

とりあえず、高校に行って大学に行ってみる。とりあえず、という言葉はよくないかもしれないですけど、仕方ないですよ。親が用意するものでもないし。だから、小さい頃に習い事などでいろんなものに触れてみるのが大事なのかなと思います。

 

自分のように将棋だったり、早めにやりたいことが決まっている方が圧倒的少数派なんだと思います。将棋のように、趣味の延長線が職業になる人は、全体の1パーセントもいないと聞いたことがあります。そういう意味では、将棋指しは恵まれた仕事なのだと思っていますね」

 

(次号へつづく)