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学び方を学べ!ドラゴン桜公式メルマガ

2018年8月13日(月)

【Vol.035 取材記事・コラム版】

 

月曜日7時・木曜日0時の週2回配信

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こんにちは!担当編集まほぴです。

 

本格投資マンガ『インベスターZ』に登場する、藤田家のネコがTシャツになりました!!

 

 

 

藤田家で財前の話題が出るたびに、警戒心をあらわにし、威嚇するネコ。

ふんだんにちりばめられた、インパクト大なデザインのTシャツになりました。

 

このアイテムは前田デザイン室の安村晋さんが「こんなのあったらいいな」という発想からデザインしてくださったもの。

素晴らしいアイテムなので、本当にグッズ化してしまいました!

 

宇宙兄弟担当のコムロ氏と一緒に着てみました。

 

 

 

数量限定のこのスペシャルアイテムを、メルマガ読者の方にプレゼントいたします!

詳細はメルマガの後半で!

 

 

 

◇目次◇

 

1.今週の一言

 

2.【連載】

トッププロの学び方

将棋棋士・渡辺明さんインタビュー

 

3.【連載】

角田陽一郎の

最速で身につく勉強法

 

4.【連載】

現役東大生塾長・綱島将人の

大学受験は戦略が全て!

 

5.【時事ネタ】

三田紀房はこう読む!

ニュースピックアップ

 

6.【スペシャルプレゼント】

「威嚇するネコTシャツ」

「神代アイマスク」

「投資部格言クリアファイル」

 

7.【あとがき】

 

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1.今週の一言

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オリジナル幻想を捨てろ

(三田紀房『個性を捨てろ! 型にはまれ!』より)

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 アイデアとはなにかを知るために、今日から一週間、テレビのゴールデンタイムを注目してみてほしい。

 そうすると、ほとんどすべての人気番組が「アイデア=A+B」の公式に当てはまることがわかるはずだ。過去にあったAという番組をベースに、Bという新しい要素をドッキングさせる。そうすれば、それなりに目新しくて面白い番組はできあがる。

 もちろん、人気の漫画もそうだろうし、ハリウッド映画や音楽もほとんどがこの公式を守っている。

 僕は、これが悪いことだとはまったく思わない。

 たとえば、音楽をやっている人間がビートルズの影響から抜け出るのは不可能に近いだろう。直接ビートルズに触れたことのないような世代でも、自分が影響を受けたミュージシャンをずっとさかのぼっていけば、ご先祖様はビートルズになるはずだ。

 そこで、2つの選択肢が出てくることになる。

 ひとつは、自分がビートルズ的存在になろうとする道。

 そしてもうひとつが、ビートルズの影響下にあることを受け入れる道だ。

 僕は音楽に関してはシロウトだけど、さすがにビートルズになろうとすることがどれだけ無謀な賭けであるかくらい、理解できる。

 はっきり言って、100年に1人の確率でしか成功しないだろう。

 そんなことをするくらいなら、素直に影響を受けたと認めたほうがいい。

 そしてバレない程度にパクってしまえばいい。

 いいところだけをピックアップして、上手につなぎ合わせればいい。

 つまり、なにが言いたいかというと「オリジナル幻想を捨てろ」ということだ。

 本当の意味でのオリジナルになれる人なんて、多く見積もっても10年に1人、下手をすれば100年に1人の確率だ。

 ということはつまり、真のオリジナルになれる可能性なんて、ほとんどゼロなのである。われわれのようにビートルズになれない「普通の人」は、コピーから出発する以外にないのだ。

 

 ただし、コピーは決して否定されるべきものではない。コピーをくり返すことによって、オリジナルにたどりつくというアプローチもあるのだ。

 たとえば、いまよりもずっと画力に乏しかったデビュー前後の僕は、とりあえずコピーから出発した。

 プロの漫画家さんたちの中から「これくらいの絵だったら真似できるかもしれない」と思う絵を探し出す。そしてひたすらコピーする。だから、デビュー当時の僕の絵は、いかにも借り物といった画風だった。

 画力よりもストーリーやキャラクターで勝負したい自分にとっては、それで十分だったのだ。

 そうしてどうにかプロとして活動しているうちに、次第に画風も変化していった。

 自分なりのアレンジを加え、自分なりの法則をつくり、気がついたらデビュー当時とはずいぶん違った画風になっていた。

 そんなに立派なものではないけれど、とりあえず「あ、これは三田紀房の絵だな」とわかってもらえるような、自分オリジナルの画風ができあがっていたのである。

 自分の力が足りない部分はパクって補う。

 アイデアが湧かないときには、ひとまず過去の成功パターンを組み合わせる。

 そんな現実的な選択ができるようになれば、あなたも本物だ。

 気がつけば、そこからオリジナルが生まれるのである。

 

 

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2.【連載】

トッププロの学び方

将棋棋士・渡辺明さんインタビュー

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将棋界初となる「永世七冠」を獲得した、羽生善治竜王の国民栄誉賞受賞。

そして史上最年少プロとして、快進撃を続ける藤井聡太七段。

将棋界は今や大きな注目を集める存在だ。棋士を主人公とした漫画作品も急増中である。

 

渡辺明棋王は、現代を代表する棋士として知られている。

2000年、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治に次いで、史上四人目の中学生棋士となると、弱冠20歳にして棋界最高タイトルである竜王位を初戴冠。2008年には初代永世竜王位の称号を獲得した。これまでのタイトル獲得数は20期を数え、現在も棋王のタイトルを保持。2017年の獲得賞金・対局料ランキングは7534万円で1位に返り咲くなど、まさに超一流の棋士である。

 

天才集団であるプロ棋士の中で最前線を走り続けているトッププロの思考とはいかなるものなのか。

 

三田漫画の大ファンでもあるという渡辺明の「学び」の変遷から探っていこう。

 

ライター・いしかわごう

 

 

 

 

<2>最初の壁

 

 将棋にのめり込んでいった渡辺少年は、すぐに頭角を現していく。

小学4年生のときには、腕試しで出た小学生将棋名人戦で優勝。いわば、小学生の将棋日本一で、それも4年生の優勝は史上最年少だった。棋士になる子は、圧倒的に早熟だが、渡辺の才能はその中でも抜きん出たものだったと言える。そしてここから、プロ棋士を志すこととなった。